診療内容
いそのかみ皮フ科の診療の特色
肌の悩み
エキシマライトやナローバンドUVB 、各種機器を用いた効果的な治療を行います。
アトピー性皮膚炎
- かゆみが強くて眠れない。仕事や生活に支障がある
- 夏は汗、冬は乾燥、春は花粉で症状がひどくなり、特に顔が悪化する
- 治療によって症状がよくなっても薬をやめると再発する
ステロイドはなるべく使いたくない方も検査TARCを指標にした新規薬剤の外用法と丁寧な患者指導で、発疹がほぼない状態の維持を目指します。新しい治療では治療レベルが上がり、卒業も期待できる時代になってきました。
乾癬
- 炎症により赤く分厚くなった皮膚が、頭や関節部に地図状に拡大する
- 銀白色のフケのようなものが落ち、掃除してもきりがない
- 手指の関節痛や腰の痛みを伴うこともある
- 爪の変形や爪周囲の炎症のみの場合もある
掌蹠膿疱症
- 手のひらや足裏にプツプツとした水ぶくれができ、次第に膿をもつ
- 皮膚は赤くなり、カサカサし、かさぶたがはがれ落ちる
- 胸や肩に痛みを伴うこともある
シミ・肝斑
- 顔面、手の甲、背中などの露光部に生じる丸く輪郭のはっきりした褐色のシミ
- 30代頃から現れ、徐々に増えて大きくなり、濃くなっていくシミ
- 茶色または黒色の皮膚が盛りあがったシミ
- 50歳位までの女性の両頬や口周囲にできる輪郭がぼやけた茶褐色の色素斑。女性ホルモンが関与し、紫外線の影響が大きい
- シミを完全に取ることは難しいですが、改善させる治療法を各種導入しています
いぼ
- 手足のあちこちに直径1~5ミりぐらいの柔らかく盛り上がった発疹がでる
- 自覚症状はほとんどなく魚の目と間違われることも多い
- 放置することにより増加するため治療が必要
ニキビ・ニキビ痕
- 顔や背中、胸、お尻に、赤や白いブツブツができている
- 赤いブツブツが膿を持ったり大きく袋状に化膿することもある
- 治った後に赤みやシミが残ることも多い
- 重症例では、肌にボコボコした凹凸状の痕が残るため、早期治療が必要です
ホクロ・アザ
- 生まれつきのアザを母斑といい、胎児のときに作られる
- 生下時からお尻にある蒙古斑(青アザ)は大きくなるにつれて消失するが、ほかの部位では残ることが多い
- 茶色の扁平母斑や顔にできる青い太田母斑は、思春期以降目立ってくる(当院のレーザーで保険治療が可能)
- いわゆるホクロは生まれた時にはなく、成長と共に増える。30歳以降にできた場合、良性か悪性の鑑別が必要
- 赤アザは血管組織が異常を起こすことで作られ、ポートワイン母斑、苺状血管腫という
また、ホクロが目立つため取り除きたいという方もご相談ください。(保険診療が可能な場合もあります)
白斑
- 境界のはっきりした完全脱色素斑で、一部の皮膚が白くなっている
- 小さなものから地図のようになるものまで、大きさはさまざま
- 皮膚の色(メラニン)を作るメラノサイトという細胞が減少・消失することによっておこる
- 原因は、過度のストレス、やけど、日焼け、刺激などによる自己免疫異常や抹消神経系の変化などが考えられる
3種類のナローバンドUVBを使い分けることで、コントラストを減らす治療が可能です。
金属アレルギー・歯科金属アレルギー
- 金属が付着した肌に炎症が起きる(金属アレルギー)
- 金属に接している頬粘膜や舌、唇や口角に炎症や口内炎ができる(歯科金属アレルギー)
- アクセサリーなどの金属類すべてを取り外した後も湿疹や皮膚炎が改善しない(全身性金属アレルギー)
歯科金属アレルギーは、口とまったく関係のない部位にのみ症状が現れていると診断が難しく、アトピー性皮膚炎と診断されて長年つらい症状に悩んでいたという方もいます。そのような症状をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談下さい。当院では、パッチテストで金属元素ごとのアレルギー検査が可能です。
花粉症皮膚炎
- 花粉が飛散する時期に、顔の肌が敏感になり、まぶた、頬、あごから首にかけての部分に痒みと赤みが見られる
- 花粉症の症状(目や鼻の症状)がない方でも、皮膚だけ症状が出ることがある
塗り薬やアレルギーを抑える薬による治療を行います。
髪の悩み
医療用レーザーの照射や円形脱毛症の外来パルス療法に加え、赤色LED照射による治療、エレクトロポレーションによる成長因子カレシム®の導入等薄毛治療法を行い、長期効果を検証します。
円形脱毛症
- 軽症でくり返す方には、医療用紫外線の照射が有効
- 急に脱毛が進行するタイプには、早期に外来ステロイドパルス療法を行うことが有効
- 内服薬・外用薬による治療は、女性のびまん性脱毛にドイツで有効とされる薬剤を使用しています
あなたに合う治療法をご提案します。
男性型脱毛症(AGA)自由診療
- 額の生え際か頭頂部、あるいはその両方の髪の毛が薄くなっていく
- 細い髪の毛が増える、髪にハリやコシがなくなる、地肌が透けて見えるなど
- 早い人では、思春期を過ぎた20歳頃から発症し、日本人男性の発症率は、約30%と報告されている(出典:日本皮膚科学会)
治療方法は、内服薬(フィナステリド内服、ディタステリッド内服など)のほか、ドクターズヘア(ミノキシジル+フィナステリド+サプリメント内服)も実施しています。
女性の薄毛自由診療
- 全体的に髪の毛が薄くなってきた、薄毛が気になる
- 細い髪の毛が増える、髪にハリやコシがなくなる、地肌が透けて見えるなど
女性でも男性型脱毛症(AGA)は起こり、最近では女性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。
治療方法は、赤色LED照射や内服薬(フィナステリド内服)のほか、ドクターズヘア(ミノキシジル+サプリメント内服)も実施しています。
爪の悩み
脚の爪が変形している、肥厚している、変色している、巻き爪、痛み等でお悩みの方。ご自身で爪切りができない方は、お気軽にご相談ください。子どもから大人まで、正しい爪切りの指導もしています。
巻き爪・陥入爪
- 窮屈な靴、深爪、遺伝、スポーツ、加齢などの原因で爪が皮膚に食い込んだ状態
- 靴による圧迫や足の爪をぶつけた、などでも起こりうる
- 爪が丸く巻くように生えている
- 爪が皮膚に食い込んで炎症を起こし、痛みを伴い膿むことがある
水虫・爪水虫 (爪白癬)
- 足指の間の皮がむける。ふやける。厚くなったり、ひび割れたりしている
- 足裏や側面に、小さい水ぶくれが出来る
- 皮膚の角質が厚くなってひび割れている。白い線が出来る
- 爪全体が白色、黄色、黒色に変色している
- 爪表面に縦筋が入る。盛り上がるように生えたり、ボロボロと崩れたりする
爪のレーザー治療
水虫・爪水虫 (爪白癬)の有効的な治療法として、抗真菌薬の内服療法や外用療法が用いられていますが、当院では、ロングパルスNd:YAGレーザーを併用し、爪に照射することにより、その温熱効果で爪白癬を死滅させる殺菌治療も行っております。
変形爪
- 鉄欠乏症により、爪がスプーン状に変形した(匙状爪)
- 爪が強く白色化し、爪の外側の端に茶色からピンク色の細い領域がある(テリー爪)
- 全ての爪が黄色っぽくなり伸びない・弯曲して肥厚している(黄色爪症候群)
- 爪甲に生じた横方向の溝がある(化学療法などが原因)
血管の悩み
当院では、以下の悩みに対応しています。
- むくみの原因診断や治療
- 足首に痛みのある皮膚炎や治りにくいかゆみの原因診断と治療
- 下肢静脈瘤の治療方針の決定
- 本当に下肢静脈瘤手術が必要か否かを判断するセカンドオピニオン外来
むくみ・リンパ浮腫
- 脚がむくむ
- 指で皮膚を押すと戻りが悪く、痕が付く
- 皮膚が硬くなり浮腫がとれにくくなる
- 腕や脚を動かすと違和感を感じる
- 腕や脚が赤くなり熱をもつ
浮腫が発症した部分の皮膚は炎症を起こしやすくなっているため、感染症予防のためのスキンケアが必要です。さらに医療徒手リンパドレナージ、弾性包帯や弾性着衣(弾性ストッキング等)での圧迫療法などが日常的なケアとなります。よくある降圧剤による“むくみ”では、投薬の変更がポイントになります。
下肢静脈瘤
- 足の静脈が膨れる
- だるい、重い、疲れやすい
- ほてる、むくむ
- こむら返り(足がつる)を起こすことがある
- かゆみや湿疹がある
- 皮膚が赤黒っぽくなる
下肢静脈瘤は良性の病気なので、放置しても命に係わることはありませんが、静脈のボコボコが目立つようになったり、むくみやだるさなどの症状が現れます。当院では下肢静脈瘤・血管内焼却術の日帰り手術を行っております。手術当日に、ご自宅へお帰りいただきます。
血管年齢検査
血管年齢検査は、いわば動脈硬化症のスクリーニング検査です。動脈硬化とは、血管が加齢とともに柔軟さが失われて硬くなり、血液中の脂肪などが付着することで血管の内壁が厚くなっている状態です。動脈硬化は、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めるため、定期的な検査が必要です。
診療内容一覧
アクセス・診療時間
アクセス
〒574-0046 大阪府大東市赤井1-5 ラプラス住道2F
JR学研都市線住道駅より徒歩2分
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30〜12:30 | |||||||
16:30〜19:30 |
※休診日:水曜・土曜午後・日曜日・祝日
※臨時休診については、更新情報をご覧ください